エンゼルフィッシュの寿命は
エンゼルフィッシュだけではなく、全ての熱帯魚は基本的に野生で生息しています。
その時は捕食者と言うものがかならず存在し、何時的に襲われて命を落とすかはわからない状況下に生きている訳ですが、家庭で人の飼育している熱帯魚と言うものは水槽に入れられてその魚単体であれば捕食するものも居ない為、それこそ死ぬまで生きる、と言う状態になると思います。
つまり寿命を全うすると言う訳です。
エンゼルフィッシュの寿命は5年程度だと言われています。
これは熱帯魚の中でもかなり長い方で、場合によっては10年近く生きていると言う人もいます。
しかし、これはそれだけエンゼルフィッシュの飼育を続けているということですから、初心者や一般的な飼育ならば、平均の5年も生きれば十分だと考えてよいと思います。
また、魚は何日か食事をしなくても直ぐに死に絶える生き物ではありませんので、食事を与えずに身体を鍛えさせると言う「絶食日」という方法を取るブリーダーさんも居るようですが、初心者には難しいかもしれないので、知識程度にしておきましょう。
そして、ほかの熱帯魚でもよく言われることですが、経験上エンゼルフィッシュも「最後の1匹が長生きする」ということが言えると思います。
つまり、十分な広さの水槽でストレスなく過ごしてもらうことが大事だということですね。
前述したようにエンゼルフィッシュの飼育に長けている人ですら、環境や種類によっては1年も経たずに死亡させてしまったり、逆に全くの初心者なのに5年以上飼育したりと「絶対」というものは存在しません。
エンゼルフィッシュを長生きさせるか、早死にさせるかは愛情はもちろんのこと、ストレスの少ない環境を整えることが一番大事で、そのほかに観察力や注意力にも関わってくることだと言えますね。